淡々

朝9:30起床。

私のメンクリがお昼からだったので、洗濯機を回しながら朝ごはんを食べて身支度する。夫が遅れて起きてきた。私の代わりに洗濯物を干してくれたので有り難かった。

素晴らしく快晴なのに、昨日の夜からメンタルの状態が優れず、頓服を飲む。陽の光が眩しすぎるのでサングラスをかけた。この何ヶ月かは外の光が眩しすぎてサングラスを常用している。平日日中、家にこもってPCばかり見ているから、瞳の光量調整バランスイカれてるのかもしれない。

メンタルクリニックまでは電車で40分くらい。移動している間に、別のツールにたらたらと文章を書き殴る。書いたらまた落ち込んできた。

メンクリに時間通りに到着。予約時間通りに呼ばれたので入室する。

いつも通り「この1ヶ月はどうでしたか」と主治医に聞かれた。いつもならあまり変わり映えないので話すこともほとんどなく、薬の処方をされて3分くらいで終わるのだけれど「とんでもないことが起きました〜」と切り出して、夫のギャンブル依存症と隠し借金が判明したことを報告する。

昨日、あらかじめ話しておきたい内容をノートに書き出していたので、あまり淀みなく話せたと思う。主治医は、うわあと驚きの表情を見せながら、とりあえず傾聴してくれた。今の主治医、腰が低くて物腰柔らかくて、傾聴と言葉が優しいので好きだったな。病院側の人事異動の関係で今日で最後なのだけれど…

この1ヶ月に起きたこと、自分の状態と薬の調整状況を一通り報告し終わる。主治医は「淡々と話してくださいましたけど、大変でしたね…」と言ってくれた。

夫のギャンブル依存症発覚後、夫の信用調査、夫のメンクリ探し、病院付き添い、自助グループへの参加など、五月雨式に動いていたことについて、「この短期間でよくそこまで行動されましたね…しかもお話の中で旦那さんを悪く言っていないっていうのに驚きました」と言われて、あー、確かに行動と報告の仕方に関しては、会社で業務をこなすのと同じように淡々としていたかもなと思う。夫を悪く言わないというのも指摘されて、そうか、と思ったりした。

頭の中では「裏切られた」「嘘を吐き続けられていた」「話してくれるほど信用されてなかった」という事ごとが渦巻いていて、ふとした拍子に涙が出るくらい精神きたしているのだけど。渦巻き続けたら仕事も手につかなくなる、夫が働けていない上に家賃生活費も払えないので、私が働かないわけにはいかないと思って、抗不安薬をぽりぽり齧りながら心と頭をなるべく平坦にして過ごしている。

同時に、ギャンブル依存症の知識を得るほど「本人ではどうにもできない病気」というのがセオリー、やるべきこともおおよそ決まっているしで、私のうつ病と同じようなものと認識しながら、今は夫の病気に向き合うしかないんだよなと半ば諦めの気持ちでいるのかもしれない。今後どうするかとかは正直あまり考えられていない。

先日、ギャンブル依存症の家族のための自助グループ「ギャマノン」に参加した際、私以外の方たちが割と大先輩(年配の方達)で、自分の息子がギャンブル依存症であるという人が多く、自分が最年少だったことを言うと

「若いカップルの場合は『別れる』ことを選択されることが多いのかなぁ…パートナーがいて、子どもがいて、みたいな【家族】がしっかり形成された人たちは向き合うしかなくて自助グループに参加されたりするのかもしれないですね」と言われて、それもそうか、と思うなどした。

主治医には、薬を調整してもらって診察終了。抗不安薬の頓服と、眠剤を増やしてもらった。

 

帰宅して、部屋の掃除をして、平日用の晩ごはんのおかずを作る。夫はバイクで出掛けたらしい。夕方から産婦人科だったのでまた外に出た。出がけに帰ってきた夫と入れ違いになった。今日は産婦人科で前回の検査結果を聞きに行った。ずっとデリケートゾーンがかゆいので検査してもらったのだった。

検査結果は細菌性膣症。風邪やストレスで免疫力が下がると発症しやすいらしい。原因に心当たりしかなくて、顔には出さないけど心の中で少し笑ってしまった。

薬をもらって帰宅。どれだけ薬体内に入れるんだ。

 

久々に外を歩き回って疲れた。

晩ごはんは適当にする。