労働、攻防

今日は久しぶりの快晴だった。朝早くに出社しようとしていた夫の目覚ましが鳴ったので、2回目に起き抜けて洗濯機を回した。雨続きでずっと洗濯できていなかったので、朝から3回洗濯機を回すことになった。

ベランダに干し切れるかと思う量だったけれど、全部干すことができて安心した。

夫の起床&出社チャレンジは失敗。私は午後から出社した。

元々基本テレワークのため出社頻度は高く無いが、夫が調子を悪くしている間、1人にしておくのが危ないと思うくらいの状態だったので、2月一切出社しておらず、かなり久方ぶりの出社だった。引きこもりすぎていたので、出社したものの上手く声を出したり話すことが出来なくて、拍車のかかった陰キャみたいになってしまい恥ずかしかった。もう入社して何年にもなるのに、いつまでたってもオフィスでの作業的な業務に全然慣れず、良く出社している同僚にやり方を聞いて郵送物を送る手配などした。

上司にも「レアキャラだ!」と言われる始末…

 

夫の調子も戻ってきたので自分の出社に踏み切ったわけだけれど、元気になってくるとそれはそれで不安になり、自室に簡易的なバリケードを作ってしまった。DEATH NOTEでキラが、捜査員が部屋に入ったことを察知するような目立たない仕掛けが作れたら良かったけれど、そんな時間はなかったので、部屋に入った時にブックエンドが散乱している状態にした。入られたか否か分かるように。元大谷選手通訳の水原さんの報道を見れば見るほど、ギャンブル依存症の人間は嘘をつくのが上手いというのをまた分からせられてしまい、今の夫を純粋なままに信じてはダメだと一層思う。病気の人間がすぐ良くなるわけない。

余計な期待をしてあとで自分が悲しくなるのも嫌だから、また嘘をつかれる前提、スリップしてしまう前提で考えるようにしている自分がいる。

そんなつもりなく夫が私の部屋に入ろうとしたら夫を悲しませることになるとも思ったが、互いを守るために防衛することも大切。この夫と一生付き合っていくつもりで結婚した。まさか付き合うものにギャンブル依存症まで付いてくるとは思っていなかったけれど、夫とやっていきたい気持ちはまだ変わらないから、一緒にやっていけるように私が強くなり、自分ひいては二人の生活を守らなければならないのだ。

家に帰ったらごはんを食べて早く寝よう。

 

そういえば、私も随分遅くまで仕事していたけれど、全然残ってる同僚たちがいて心配になる。若い職場だからみんなこんな働き方ができるけど、明らかに綻びは出てるよな。残業代がしっかり出るだけありがたくて、若いうちは無理もしてたくさん稼いだら良いのかもしれないけれど、自分含めて長続きする働き方じゃないよなあと思う。